🎯 3秒で分かる結論
存在感ごと削る」
"見せ方"を強める」
リコピンさんの「PRO+のリソース、もっと効率よく使おう」という方向性は 正しいです。
でも「売上が少ない=価値が低い」と判断して、PRO+の存在自体を弱めると本体(iCircle)の売上まで下がります。
この資料では、その理由と、どうすれば一番得かを順番に説明していきます。
📊 まずは数字をおさらい
💼 リコピンさんの提案
「PRO+の売上は全体の15%しかない。
なのに講座を作るスタッフの力の 大半 をPRO+に使っている。
これは効率が悪いから、PRO+のスタッフを減らして、iCircle本体の方に回そう」
講座作り
強化する
「少ない売上のところに多くの力をかけるのは無駄。
大きい売上の方に力を集中させた方が、会社全体の売上が伸びるよね?」
🤔 でも、ちょっと待って
「売上の少ない方を削る」って、シンプルで正しそうに見えますよね。
でも本当にそれだけで判断していいでしょうか?
🧊 PRO+は「氷山」みたいなもの
- iCircle会員の「目標」になっている
- 会員が「あの人みたいになりたい」と思う対象
- iCircleの値段を「お手頃」に感じさせている
- 続ける理由(北極星)になっている
「売上15%」という数字に見える部分だけを判断材料にしてしまうと、
氷山の下にある本当に大事な役割を見落としてしまいます。
この役割を壊すと、iCircle本体の売上まで下がります(次の章で説明します)。
💎 PRO+が本当に支えている「3つの力」
では、氷山の下にある「見えない3つの力」を順番に見ていきます。
これが消えると「何のためにやってるんだっけ?」と続ける気力がなくなります。
優勝者(上のステージ)の存在が、普通のジム会員の「続ける理由」になっている。
(出典:RIZAP IR資料 2019)
PRO+の43人は、iCircle会員650人にとって「自分の少し先を歩いている人」。
この人たちが活動していると、初心者の 続ける力 がぐっと上がります。
私にもできるかも!」
卒業生(現役エンジニア)をコミュニティに継続的に登場させることで、在校生の離脱を減らしている。
(理論:Bandura 1977「社会的学習理論」/各社公開ブログ)
PRO+という「もっと高い上のコース」があるからこそ、iCircleの月12,800円が「手頃な値段」に感じられます。
上のコースを消すと、iCircleが「高い」と感じられるようになり、新規入会が減ります。
「Web版$59/紙+Web$125/紙のみ$125」の3つを並べたら、紙+Web版を選ぶ人が 34%→84% に増えた。
(実験:Dan Ariely『予想どおりに不合理』2008)
📉 もしPRO+を削ったら、何が起きる?
「3つの力」が弱まると、本体(iCircle)の売上はどうなるか?
時間の流れで見てみましょう。
📋 もう少し分かりやすく、表で見ると…
PRO+を削ると 今は浮いたお金が見えるけど、
2年後には 毎月143万円 の売上が消えていきます。
しかも 12ヶ月以内は ほぼ影響が見えない ので、判断する時には気づけません。
「気づいた時にはもう遅い」 パターンです。
✂️ じゃあ、何を削って何を残すべき?
大事なのは、PRO+の 「全部」ではなく、
「重い割に効果が薄いところ」だけ削ること。
- 新しい大型講座をどんどん作る
→ 既に50本あるので運用に切り替え - 毎月の大きな企画
→ 3ヶ月に1回でOK - サポートスタッフ
→ 43人なら2名で十分
- PRO+の人を本体に登場させる
→ お手本の力(ロールモデル) - 「1万人到達」のお祝い演出
→ 夢の力(目標) - PRO+限定コミュニティの運営
→ 卒業者の居場所キープ - 「PRO+があります」の対外PR
→ 値段の見え方(アンカー)
「中身の工事」は減らして、「ショーウィンドウ」は強化する。
これがPRO+のリソース最適化の正解です。
🤝 おまけ:「卒業した人が紹介してくれない問題」
PRO+卒業者は 自分の商品を売るプレイヤー になります。
そうなると「iCircleを紹介すると、自分のお客さんを取られるかも…」と感じて、
紹介してくれなくなる傾向があります。
この問題を解決する5つのアイデアです。
📐 「売上比率」以外で、何を見て判断すればいい?
「PRO+の売上が15%」だけで判断すると間違えます。
代わりに、この 3つの数字 を毎月チェックしましょう。
「売上比率15%だから削る!」と急いで決めるのではなく、
まずは この3つの数字を3〜6ヶ月計測 してから、PRO+のリソースをどうするか決めましょう。
🌱 最終的なご提案
リコピンさんの「リソースを最適化したい」という気持ちは 100%正しいです。
ただし、削るのは「新しい講座をどんどん作る」という重い作業だけ。
「PRO+の人を本体で紹介する」「1万人到達のお祝い」など、
会員の "夢・お手本・上の階" としての役割は 逆に強化 しましょう。
浮いた力は、半分は本体の改善に、半分はPRO+卒業者の応援(紹介してもらう仕組み作り)に使うのが最も得です✨